ROBOSHIN Motion Mechanics

ROBOSHIN

はじめに

この回路は2個の電源入力からどちらか1個の電源を選択し出力する回路です。バッテリーを搭載したロボットの電源に最適です。2個の電源のうち、1個にバッテリーを接続し、もう1個に外部電源を入力して、デバッグ作業の時は外部電源でロボットを動かすときなどに使用することが可能です。

概要

回路には理想ダイオードICのLTC4359を2個使用し、それぞれの出力をダイオードORしています。FETは背面接続していますので理想ダイオードをOFFしたときに電流が逆流しないようにしています。

スペック

電源電圧 12V~48V入力対応
電流 15A程度まで

回路図

回路図は下記のようにそれほど難しくありません。メインの部品はLTC4359を2個とFET4個です。FETには放熱器を取り付けられるようにしています。また、切り替えのコントロールはフォトカプラを通して入力できるようにしてあるので、PLCなどの制御機器をせつぞくすることが可能です。

パターン図

基板サイズは、タカチ電機工業のH53-3MGケースに入れられるサイズにしています。このケースはDINレールへの取り付けが可能なので、簡単に機器に取り付けることができます。また、制御盤内の24V電源の切り替え回路としても使用できます。それぞれの入力と出力はM4の丸端子を接続することが出来ますので、特別なコネクタを用いる必要がありません。

実機製作...まだです

他の基板を作るタイミングで一緒に製作してみたいと思います。欲しいという方がいましたら、ご連絡ください。かなり前向きに検討します。